ヨハネによる福音書 6章56-69節
「父からお許しがなければ、だれもわたしのもとに来ることはできない」
…イエスは12人に、「あなたがたも離れて行きたいか」と言われた。シモン・ペトロが答えた。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 6章65節~68節
「父からお許しがなければ、だれもわたしのもとに来ることはできない」
…イエスは12人に、「あなたがたも離れて行きたいか」と言われた。シモン・ペトロが答えた。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 6章65節~68節
2021年8月の聖書日課をまとめて表示します。
「ヨハネによる福音書」の聖書日課をまとめて表示します。
教育機関誌 委員会が担当した聖書日課をまとめて表示します。
「わたしは命のパンである」というイエス・キリストの教えを聞いた弟子たちの多くが、「実にひどい話だ。だれがこんな話を聞いていられようか」と言って、主イエスから離れて行きました。そこで主イエスは12人に、「あなたがたも離れて行きたいか」と問われます。すると、シモン・ペトロは、「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます」と答えて、留まります。
「あなたがたも離れて行きたいか」と問われて、離れてよいものかと躊躇いを覚えて留まる。それは、御父の招きがあるからです。御父の招きを受けているからこそ、主イエスの言葉を聞いたとき、そこにすでに霊が働いていて、離れてよいのかと躊躇うのだと思います。それでペトロは、主イエスの言葉に真理があるのではないかと心を揺さぶられて留まったのでしょう。
私たちも、信じられないと思いながらも、離れることができない真理を主イエスの言葉に感じるのではないでしょうか。そこに神の招きがあります。私たちも、神の招きを聞き取る耳を与えられますように。