立ち帰る者を条件もつけず迎える神の愛 | ルカによる福音書 15章20-24節

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ルカによる福音書 15章20-24節

「父親は僕たちに言った。『急いでいちばん良い服を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。それから、肥えた子牛を連れて来て屠りなさい。食べて祝おう。この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。』」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ルカによる福音書 15章22節~24節

立ち帰る者を条件もつけず迎える神の愛

父を捨てて家を出て行った弟息子が帰ってきました。彼はまだ遠く離れていたのに、父はいち早く彼を見つけます。父は、息子が離れてしまったその日から、「わたしの愛する息子はいつ戻るのか」と、心を痛めて毎日外を見つめていたのではないでしょうか。

父は、遥かかなたに息子を見つけると、憐れに思い、いてもたってもいられなくなり、自分から走り寄り、息子の首を抱きしめ、口づけをします。息子が謝罪の言葉を口にしようとしたとき、父はそれを遮るようにして、彼に一番良い服を着せさせ、手には自分の子どもであるというしるしの指輪をはめさせ、足には自由人のしるしである履物をはかせ、盛大な祝宴を開きました。

人は、赦しの条件として謝罪を要求します。そのような赦しであっても、赦されたときには安堵するものです。しかし、神の赦しに条件はありません。神はご自分に立ち帰る罪人に憐れみをかけ、ご自分から走り寄り、喜んで迎え入れてくださいます。

たとえ神から離れてしまっても、この大きな愛が私たちを神のもとに立ち帰らせてくださいます。

小澤 寿輔(高知教会)