神の栄光をたたえる | ヨハネの黙示録 19章

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

ヨハネの黙示録 19章

わたしはまた、大群衆の声のようなもの、多くの水のとどろきや、激しい雷のようなものが、こう言うのを聞いた。
「ハレルヤ、
全能者であり、
わたしたちの神である主が王となられた。
わたしたちは喜び、大いに喜び、
神の栄光をたたえよう。
小羊の婚礼の日が来て、
花嫁は用意を整えた。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネの黙示録 19章6節~7節

神の栄光をたたえる

数百人のハレルヤコーラス(ヘンデル作「メサイア」)を聴いたことがあります。重なる声の厚さに、ただ圧倒されました。きっと天の「大群衆の声」は、もっと重厚なものであるに違いありません。

その「声」の「喜び、大いに喜び、神の栄光をたたえよう」という歓呼の理由は、地を汚した大淫婦に対する神の勝利を祝うだけでなく、「小羊の婚礼の日」が来るからです。

小羊キリストの「花嫁」は、神の教会です。教会は今もキリストの「花嫁」と言えますが、同時に「小羊の婚宴に招かれている者」でもありますから、その晴れの日のために「用意を整え」なければなりません。しかし、花嫁は衣装を自分で用意するのではなく、花嫁の「輝く清い麻の衣」は与えられる「救いの衣」(イザ61章10節)にほかなりません。それは、天の大群衆が身に着けていた「小羊の血で洗って白くした」衣(黙7章14節)でもあります。

キリストご自身が教会を迎えるために、先立って十字架につかれて、その罪を贖われたことを真実に受けとめ、「神のみを礼拝する」信仰を全うしたいと願います。

小川 洋(高松教会)