マタイによる福音書 13章24-27節
「そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。そのとき、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 13章26節~27節
人の子が大いなる力と栄光を帯びて
李 東隼(和歌山伝道所)
「そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。そのとき、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 13章26節~27節
李 東隼(和歌山伝道所)
2020年12月の聖書日課をまとめて表示します。
「マタイによる福音書」の聖書日課をまとめて表示します。
李 東隼が担当した聖書日課をまとめて表示します。
13章には、終末の前兆である様々な出来事が記されています。疫病、異常気象、民族の対立、戦争の噂など、終末が近づいている時代を生きる私たちに、主イエスは終末の希望を語られました。
世の終わりに、主イエスは大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来られます。「雲に乗って来る」とは、神の栄光に包まれながら天から来られることを意味します。十字架にご自分の命を捨てるほどに私たちを愛してくださった主イエスは、世の終わりに栄光と大いなる力を持ってこの世界に来られます。
その時、主イエスは「天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで…選ばれた人たちを四方から呼び集める」とあります。「選ばれた人」とは、主イエスを信じる私たちのことを指します。「地の果てから天の果てまで」、つまり主イエスはご自分を信じる人を一人も残さず、すべて呼び集めてくだいます。これが主イエスの約束です。
私たちは滅び去る(31節)この世に望みを置くのではなく、揺るがない主イエスだけに頼り、希望を持って日々過ごす者でありたいと願います。