神は愛 | ヨハネの手紙一 4章

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ヨハネの手紙一 4章

愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネの手紙一 4章7節~8節

神は愛

「互いに愛し合いなさい」という勧めが続きます。ここでは、特に「神は愛である」と、愛の源としての神の姿が語られます。

そもそも私たちはどうして互いに憎み合い、傷つけ合う者となってしまったのでしょうか。それは、私たち人間が、背きの罪によって、愛の源である神のもとから離れてしまったからです。神の愛から離れることで、愛を忘れ、愛が分からなくなってしまったからです。私たちは誰もが、愛というものが分からず、人を傷つけ、また傷つけられ、悩み苦しむことがあるのだと思います。

しかし、そのような私たちのために、神は愛を届けてくださいました。それが御子イエス・キリストです。神はキリストによって私たちに愛を示し、私たちがもう一度、愛を知り、愛に生きる者としてくださるのです。「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました」(9節)。

きょうも、キリストの内に示された神の愛を心に留めて、歩んで参りましょう。

佐野 直史(銚子栄光教会)