キリストに従うということ | ヨハネによる福音書 15章

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ヨハネによる福音書 15章

わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人が何をしているか知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼ぶ。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 15章14節~15節

キリストに従うということ

キリストのために何かをするという最も価値のある行動は、キリストに従うということです。キリストは、「もし、あなたがたがわたしの命じることを行うならば、あなたがたは、わたしの友である」とおっしゃいました。しかし、キリストに従うとは、人からの賞賛を得るという動機から行われることではありません。信仰者であっても、虚飾から出ていることは、主によって受け入れられません。むしろキリストは、私たち自身を差し出すことを求められます。

自分自身を差し出すこと、この真の愛のしるしを示されたのはキリストです。もし、私たちが何かを与えることが、自分自身を差し出す代わりとなる、と考えるならば、私たちは大きな間違いをしていることになります。

私たちが自分たちの心をキリストに明け渡さないことは、宝の小箱だけを与えることであり、宝石を与えることを惜しむということです。ですから、私たちは、自分が受け入れられる前に、キリストの贖いの血によって清められなければなりません。すなわち、私たちの心そのものが、キリストによって変えられなければならないのです。

岡本 惠