天の国は近づいた | マタイによる福音書 3章1-12節

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マタイによる福音書 3章1-12節

そのころ、洗礼者ヨハネが現れて、ユダヤの荒れ野で宣べ伝え、「悔い改めよ、天の国は近づいた」と言った。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 3章1節~2節

天の国は近づいた

主イエスが来られます。それで「悔い改めよ、天の国は近づいた」と告げられます。

この1年も、家庭や職場や教会の一致を破ろうとするいろいろなことがあって、疲れ果ててしまったかもしれません。きょうも共通聖書日課に示されている併読すべき聖書個所に導かれましょう。

「王が助けを求めて叫ぶ乏しい人を…救いますように。弱い人、乏しい人を憐れみ、乏しい人の命を救い、不法に虐げる者から彼らの命を贖いますように」(詩72編12~14節)。「忍耐と慰めの源である神が、あなたがたに、キリスト・イエスに倣って互いに同じ思いを抱かせ、心を合わせ声をそろえて、…父である方をたたえさせてくださいますように」(ロマ15章5、6節)。これらの祈りにこたえて、私たちの主は来られます。

「彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。…弱い人のために正当な裁きを行い、この地の貧しい人を公平に弁護する」(イザ11章3、4節)。主の霊に満たされたキリストが、心を剣で刺し貫くような教えによって私たちを悔い改めさせ、私たちの間の平和を回復してくださいます。

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