名誉欲の戒め | 使徒言行録 5章

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

使徒言行録 5章

ペトロは言った。「アナニア、なぜ、あなたはサタンに心を奪われ、聖霊を欺いて、土地の代金をごまかしたのか。…あなたは人間を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 使徒言行録 5章3節~4節

名誉欲の戒め

バルナバは畑を売った代金を教会に献金しました(4章36、37節)。これは、珍しいこととして教会の会計簿と日誌に記録されました。

アナニアとサフィラ夫婦はバルナバの名声をうらやみました。「私たちも皆から尊敬されたい!」。その結果、この事件が起きました。

ここからさまざまな教訓めいた説教がなされます。しかし、この事件が聖書に書かれたのは、戒規を教えるためではありません。教会には最初から偽善があったと言いたいのでもありません。私たちの金銭欲を戒めるのでもありません。それでは何のために記録されたのでしょうか。それは名誉欲を警戒せよと言っているのです。

私たちは個人であれ教会であれ、他人から良く思われたい、尊敬されたいという本能的な欲望を持っています。実態は幽霊会員が多いのに、現住陪餐会員を水増しして、教会を大きく見せたい教会もあります。

もう一つ、重要なことがあります。それはこの事件は最後の審判の先取りとして、私たちに対する警告として記録されているのです。

立石 章三(横浜中央教会)