聖なる者となれ | レビ記 20-21章

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レビ記 20-21章

自らを清く保ち、聖なる者となりなさい。わたしはあなたたちの神、主だからである。
わたしの掟を忠実に守りなさい。わたしは主であって、あなたたちを聖なる者とする。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 レビ記 20章7節~8節

聖なる者となれ

「聖なる者となれ」という命令は19章から続いています。20章は8節が区切りです。前半は「わたしのほかに何ものをも神としてはならない」という十戒の1枚目の板の戒めに関連しています。9節以降は恥ずべき性関係について詳述されていますが、「父母を敬え」、「姦淫するな」、「盗むな」、「隣人の家をむさぼるな」という十戒の2枚目の板の戒めに関連しています。

ここに書かれているような行為は、「死罪に当たる」と言われています。これは直訳すると「彼らの血は彼らの中に」という言い回しで、明確に「血」という言葉が使われています。「血の責任は彼らにある」ということです。

17章で「生き物の命は血の中にある」と教えられました。そして、主イエスが命の在りかである「血」を流してくださったことによって、私たちは主の命をいただいたのだ、ということに気づかされたのでした。イエス・キリストの贖いの血によって生きる者となるようにしていただいた私たちは、真実にこの「聖なる者となれ」という命令に従い、それにふさわしい生き方をする者でありたいのです。

赤石 純也(伊丹教会)