新しく生まれた者の家族としての生き方 | コロサイの信徒への手紙 3章

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コロサイの信徒への手紙 3章

主を畏れつつ、真心を込めて従いなさい。何をするにも、人に対してではなく、主に対するように、心から行いなさい。あなたがたは、御国を受け継ぐという報いを主から受けることを知っています。あなたがたは主キリストに仕えているのです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 コロサイの信徒への手紙 3章22節~24節

新しく生まれた者の家族としての生き方

新約聖書によれば、キリスト者の家庭は一つの新しい気質で一致しています。つまり神への愛、忠誠心、従順、賛美と感謝です。また、お互いへの愛、忠誠心、敬意、憐れみと助け合いの精神です。主イエスも長男としてこの責任を果たされました(ヨハ19章25~27節)。これこそが、新しい規範と新しい態度・考えを与えられた家族のライフ・スタイルです。(エフェ5章21節~6章9節他)。

神の家の子どもとして私たちは、キリストにある完全な真実について繰り返し教えられる必要があります。究極の目標は、お互いを造り上げること(1コリ14章)、神の子たちの長男であるイエス・キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長すること(エフェ4章13節)、そしてお互いの刺激となり、模範となることです(1コリ4章14~17節、フィリ3章17節)。最も重要なアイデンティティと人生の方向性は、私たちの家庭と信仰共同体で形作られます。したがって、信頼できる模範者や助言者が重要です。孤独な人や傷ついている人が、愛に満ちた配慮と待遇を見出すことができるよう、それぞれの家庭が希望の源となるように召されています。

ステファン ・ファン・デア・ヴァット(神戸改革派神学校)