光の中を歩もう | ヨハネの手紙一 2章

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ヨハネの手紙一 2章

兄弟を愛する人は、いつも光の中におり、その人にはつまずきがありません。しかし、兄弟を憎む者は闇の中におり、闇の中を歩み、自分がどこへ行くかを知りません。闇がこの人の目を見えなくしたからです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネの手紙一 2章10節~11節

光の中を歩もう

憎しみは、私たちの心を闇で覆います。たとえ相手に原因があったとしても、私たちが人を憎むとき、私たちは、闇の中にいます。

闇の中では、自分がどこにいるのか、これからどこに行くのかもわかりません。そして、闇の中にいることは危険なことでもあります。私たちの心が憎しみで満たされる時私たちの心は主なる神から遠く離れてしまいます。また神が与えてくださった人生を喜び楽しんで歩んでいくこともできなくなります。では、どうしたら良いのでしょうか。

主イエスは、憎しみに満ちた世に、まことの愛をあらわしてくださいました。主イエスは、人を憎んでしまう私たちのために十字架にかかり、ご自身の尊い命を捨ててくださいました。この主イエスの十字架の血によって私たちの罪がゆるされました。キリストの十字架は、人を生かす光をこの世にもたらしました。

私たちは自分の力によってこの憎しみをどうすることもできません。ただ主イエス・キリスト、この方だけがこの憎しみの心に勝つことができます。ですから、きょうも十字架の恵み、神の愛の光の中に留まりましょう。

浅野 正紀(江古田教会)