悪い木が良い実を結ぶこともできない | ペトロの手紙二 1章

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ペトロの手紙二 1章

だから兄弟たち、召されていること、選ばれていることを確かなものとするように、いっそう努めなさい。これらのことを実践すれば、決して罪に陥りません。こうして、わたしたちの主、救い主イエス・キリストの永遠の御国に確かに入ることができるようになります。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ペトロの手紙二 1章10節~11節

悪い木が良い実を結ぶこともできない

「悪い木が良い実を結ぶこともできない」(マタ7章18節)。救われる前、私たちの古き自我は、神また隣人を愛することができませんでした。しかし、聖霊によって新しく生まれた自分は、神を愛し、また神を礼拝することをも愛しています。神の民も愛することができます。神と隣人に仕えることをも愛することができます。新しい自分が誕生しています。ハレルヤ!

「良い木が悪い実を結ぶこと」(同7章18節)はない。生涯、私たちの神へのささげものは全く不完全なものに過ぎません。しかし、私たちの真実な救い主のゆえ、私たちの不完全なささげものも神に受入れられ、喜ばれるのです。ほっとします。

「さらに、わたしたちが自分の信仰をその実によって自ら確かめ」ることができます。一般の信徒は、油断するから、パウロのような特別な聖人以外、救いの確信を持つのは危険だ、と教える教派もあると聞きます。しかし、救いの確信を持つのは当然のこと、信徒の特権であると聖書が教えています。「召されていること、選ばれていることを確かなものとするように、いっそう努めなさい」とあります。

魚本 マーレー(仙台めぐみ伝道所)