ルカによる福音書 2章
すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ルカによる福音書 2章13節~14節
すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ルカによる福音書 2章13節~14節
2015年12月の聖書日課をまとめて表示します。
「ルカによる福音書」の聖書日課をまとめて表示します。
乾 順が担当した聖書日課をまとめて表示します。
天使が救い主イエス誕生の夜、羊飼いに告げるメッセージは神への栄光と人への平和でした。この二つの言葉が神と人に最もふさわしい賛美であると天使は告げています。賛美とは神に対する信仰の応答です。救い主イエスの誕生は神の栄光を現し、地上では人間のための平和をもたらす出来事です。
栄光とは神が具体的な形をとって現れることを意味し、平和は救い主から与えられる平安のことです。救い主イエスの誕生によって、神はご自身を明らかにしてくださいました。そして、御心に適う人に平和が与えられます。御心に適う人とは、羊飼いたちのように天使が伝える神の御心に応えていく人のことです。羊飼いたちは救い主誕生の告知を聞いて驚き、そしてその驚きは救い主への礼拝となります。
救い主到来の知らせは、礼拝という出来事となります。これは神からのメッセージを聞いた者がとるべき最もふさわしい応答です。そして主の日の礼拝は、そのたびごとにクリスマスの出来事への信仰の応答になるのです。