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小さな朗読会209「羽をはばたかせよう!」(John Timmer著「Once upon a time…」より)

放送日
2017年1月24日(火)
お話し
熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

小さな朗読会209「羽をはばたかせよう!」
(John Timmer著「Once upon a time…」より)

 昔々、とあるガチョウたちの群れがありました。彼らは毎週日曜日、教会へ行っていました。一番年上のガチョウが説教をしていました。

 どんな説教の内容であっても、いつも終わりは一緒でした。
「覚えていてください。神様はあなたたちを飛べるようにお創りになりました。神様はあなたたちが飛べるようにと、その翼を授けたのです。いつの日か、私たちはここを離れ、神様の美しい御国へと飛び立つのです。ですから備えましょう。翼をはばたかせ、飛び立つ練習をするのです」

 ほかのガチョウたちはこの説教を聞いていたでしょうか?いいえ、ぜんぜん聞いていません。
月曜日になったら彼らは昨日教会へ行ったことなど忘れているかのように過ごしだすのです。そんな説教など聞いたこともないかのように。翼をはばたかせず、飛び立つ練習もしません。代わりに、たくさん飲み食いし、どんどん太っていきました。

 そんな風でないガチョウもいたということが救いでした。翼をはばたかせ、飛び立つ練習をしたガチョウたちも何羽かいたのです。ほかのガチョウたちは、飲んで食べて、日曜に教会で説教を聞き、家に帰ってまた飲んで食べただけでしたが…。

 そんな様子で何ヶ月も過ぎました。突然、冬がやってきました。寒くなり、地は雪に覆われました。何も食べるものもなくなり、暮らして行くのが大変になりました。そこで、あの毎週説教をしていた一番年上のガチョウが言いました。「みんな、聞いてくれ!飛び立つときがきたぞ!」彼は翼をはばたかせ、神さまの美しい御国へと飛び立ちました。飛び立つ練習をしていたほかのガチョウたちも同じようにしました。彼らは飛び立っていきました。

 しかし、ほかのガチョウたちは、翼をばたばたとさせてみましたが、はばたくことができませんでした。翼が弱くなりすぎていたのです。それに、彼らのからだはまるまる太っていました。彼らは取り残されてしまいました。
 さて、あなたはどうでしょうか?あなたは飛び立つことができたガチョウたちのようでしょうか?それとも、取り残されたガチョウたちのようでしょうか?毎日飛び立つ練習をしていますか?毎日信仰を訓練していますか?毎日神さまにお祈りしていますか?神さまはみなさんがそうされていることを心からのぞんでいますよ。(訳:木川美来)

 「あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。」(ガラテヤ3:26)

 一番大切なこと
問1 わたしたちにとって一番大切なことは何ですか。
答 神さまの子どもとして、神さまと共に歩むことです。
(「子どもと親のカテキズム―神さまと共に歩む道―」日本キリスト改革派教会大会教育委員会)

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