あさのことば

聖書の言葉によって変えられたザビエル

放送日
2021年10月12日(火)
お話し
櫻井良一(東川口教会牧師)

櫻井良一(東川口教会牧師)

メッセージ: 聖書の言葉によって変えられたザビエル

 ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
 日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルは、1506年にスペインのバスク地方の地方貴族の家に生まれました。ザビエルの父は彼がまだ子供のころ亡くなってしまったため、彼の家は決して裕福ではありませんでした。それでもザビエルは、当時のエリートたちが集まるパリ大学に入学します。ザビエルは「将来は役人となって出世する」という夢を持って勉学に励みます。

 ところがザビエルは、この学校でイグナチウス・ロヨラという自分よりも年上の学生に出会い、彼の持つ不思議な魅力に惹きつけられていきます。ザビエルはこのロヨラから「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。」(マルコ8:36)という聖書の言葉を紹介されることで、人生の一大転機を迎えるのです。

 なぜなら、ザビエルはこの時から役人になるという夢を捨てて、ロヨラと共に修道士となり、神に仕える道を選ぶことになったからです。ザビエルは聖書の言葉に促されて「本当に大切なことのために自分の人生を使いたい」と願うようになったのです。そしてザビエルは、やがてヨーロッパから東の果てにある日本にまでやって来て、キリストの福音を伝えることになったのです。

 神さまは私たち一人ひとりの人生を用いてくださり、その人生で本当に大切なことができるようにしてくださる方です。ですから聖書の言葉を信じる者の人生は神様によって大きく変えられるのです。

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