村田寿和(羽生栄光教会牧師)
メッセージ: 救いをもたらす福音
ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
新約聖書のエフェソの信徒への手紙第1章13節、14節に次のように記されています。
「あなたがたもまた、キリストにおいて、真理の言葉、救いをもたらす福音を聞き、そして信じて、約束された聖霊で証印を押されたのです。この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり、こうして、わたしたちは贖われて神のものとなり、神の栄光をたたえることになるのです。」
神様は天地創造の前に、キリストにおいて御自分の民を選んでおられましたが、その神様の選びはこの世界の歴史の中でキリストの福音が宣べ伝えられることによって、あらわとなって行きます。この手紙を書いた使徒パウロがギリシャの町コリントで福音を宣べ伝えていたとき、主イエスは幻の中でパウロにこう言われました。「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。だからあなたを襲って危害を加える者はない。この町には、わたしの民が大勢いるからだ」。キリストの福音が宣べ伝えられ、そして信仰をもって聞かれるとき、そこに神様のものとなった神様を崇める民が起こされます。
キリストの福音を信仰をもって聞くことは、神様が御自分の民に約束された聖霊によって証印を押されることでもあります。聖霊なる神は、人間が宣べ伝えるキリストの福音を用いて、救いの民を起こされるのです。そのことを信じるがゆえに、わたしもあなたにキリストの福音をお伝えすることができるのです。
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