木村香(川越教会牧師)
メッセージ: クリスマスの不思議(4)
いかがお過ごしでしょうか。川越教会の木村香です。
クリスマスにわたしたちのための救い主が生まれた。何のことでしょう。そのことをお話しするためには、どうしても避けて通れない問題があります。
「罪」です。わたしたちはみんな罪人で、神様に赦しをいただかなければならない人間だということです。
キリスト教はこれだからいやだ、すぐ罪だ、罪人だといって人を犯罪者扱いする。もう話を聞かない、そう言われても困るのですが、それだからと言って、なしに済ませてはキリスト教ではなくなるのです。聖書が語るのは、そしてクリスマスが教えるのは、この罪からの救いです。
わたしは罪を犯したことがない、とだれが言えるでしょうか。心の問題です。法律では規定されません。しかし神様はわたしたちの心の奥底まで知られるお方、そしてそれを裁かれる裁判官であるという一面をお持ちです。そんなこと知らなかった、知らなかったから罪ではない、と神様に言い訳できるのでしょうか。
交通違反は点数で表されます。あんまり多くなると免許停止、免許の取り消し。神様の前につもり積もった、神様の法律への違反の点数はどうなるのでしょうか。人生の免許取り消しなどということになったらどうしましょう。
いや、実際にあるのです。聖書はそれを神様の裁き、滅び、といっています。
その罪をわたしたちに代わって弁護士として処理してくださるのがイエス様、そのお誕生がクリスマスです。
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