10月19日(月) エズラ1章
主はかつてエレミヤの口によって約束されたことを成就するため、ペルシアの王キュロスの心を動かされた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』エズラ記 1章1節
エズラ記は、神の民がバビロン捕囚から戻り、エルサレム神殿を再建する様子を描いています。礼拝の場として神殿が再建されるとともに、荒廃した民の心に秩序が回復されようとしています。神への礼拝が新しくされるのです。
そのきっかけは、神が「ペルシアの王キュロスの心を動かされた」ことにありました。つまり、捕囚からの帰還は決して偶然の出来事ではなかったということです。歴史の主導権を握る神が、異教の王の心をも動かされたのです。
また、神は王だけでなく民の心をも動かされました。「神に心を動かされた者は皆、エルサレムの主の神殿を建てるために上って行こうとした」のです(5節)。ここには、神が民の心を奮い立たせ、民が応答する様子が記されています。
回復の始まりは、神が人の心に触れてくださることにあります。かつて神がキュロス王の心を動かし、また多くの民の心を奮い立たせて帰還の歩みを起こされたように、神は今もなお、私たちの心に働きかけてくださるお方です。ですから、私たちは、自分の乏しさに目を向けて諦めるのではなく、神が心を動かしてくださることに期待して、きょうも神の御前に自分を置きたいと願います。
【祈り】
神よ、わたしの心に触れて、奮い立たせてください。あなたの御心のために、わたしを用いてください。



