10月18日(日) マタイ22章15-22節
彼らは、「皇帝のものです」と言った。すると、イエスは言われた。「では、皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』マタイによる福音書 22章21節
ファリサイ派の人びとは、その弟子たちをヘロデ派の人びとと一緒に主イエスのところに遣わして尋ねさせます。「皇帝に税金を納めるのは、律法に適っているでしょうか、適っていないでしょうか」。主イエスが「律法に適っている」と答えたら、群衆は主イエスに失望して去っていくでしょう。すると、ファリサイ派の人びとは主イエスを捕らえることができます。もし主イエスが「律法に適っていない」と答えたら、ヘロデ派の人びとが主イエスをローマ皇帝に背く者として訴えることができます。
主イエスは彼らの悪意に気づいて、税金に納めるお金を見せるように言い、「これは、だれの肖像と銘か」と尋ねます。彼らが「皇帝のものです」と答えると、主イエスはこう言われます。「では、皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」。
デナリオン銀貨には皇帝の肖像が刻まれていました。それに対して、人間は神に似せて造られ、神のかたちが刻まれています。皇帝には地上の事柄の権威が委ねられています。けれども、人間を真実に支配するのは生けるまことの神です。主イエスは、皇帝の権威は相対的であり、神の権威が絶対的であることを示されました。私たちには、神のために生きる人生の幸いが与えられているのです。
【祈り】
神よ、あなたのものである私たち人間が、あなたのために生きることができますように。




