10月14日(水) 黙示録13章
耳ある者は、聞け。
捕らわれるべき者は、捕らわれて行く。…
ここに、聖なる者たちの忍耐と信仰が必要である。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨハネの黙示録 13章9-10節
黙示録は「耳ある者は、聞け」と、私たちに告げます。私たちは溢れる情報の中で、何が真実かわからない世に生きています。だからなおさら、何に聞くかが、すべてを左右します。
13章には、私たちを真実から遠ざけようとする二匹の獣が登場します。獣には悪魔(竜)から「あらゆる種族、民族、言葉の違う民、国民を支配する」力と権威が与えられました(2、7節)。その圧倒的な力の前に、人びとはその巨大な力が悪魔によるものだと見破ることができません。むしろ、巨大な力に心奪われ「だれが、この獣と戦うことができようか」と、獣を拝みはじめるのです(4節)。
さらに黙示録は、第二の獣に小羊の角に似た二本の角があったと語ります(11節)。小羊とは主イエスを思わせる言葉です。獣は、まるで本物の神のように振る舞い、私たちを巧みに陥れるのです。
私たちは、偽りの神が溢れる世に生きています。そういう世に生きる私たちに黙示録は「ここに知恵が必要である」と語りかけます(18節)。知恵とは、誰に聞き、誰を礼拝すべきかを見失わないことです。十字架で命を捨てた主イエスだけが、命を与える本物の小羊です。この方に忍耐強く聞き、礼拝し続けることが生命線です。主イエスは、聞き続ける者と共にいて、守り抜いてくださいます。
【祈り】
主よ、きょうも御前に静まり、あなたにこそ聞く者としてください。



