8月8日(土) 詩編134編
主の僕らよ、こぞって主をたたえよ。
夜ごと、主の家にとどまる人々よ
聖所に向かって手を上げ、主をたたえよ。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』詩編 134編1-2節
120編から始まった「都に上る歌」は、134編をもって結びを迎えます。詩編全体の一割を占めるこの歌のおもな目的の一つは、神の臨在を見つめ、神を賛美することへと私たちを招くことにあります。
イスラエルの都エルサレムは、海抜750~800メートルのユダ山脈の頂に位置します。けれども、「都に上る」とは、シオンがそのような高い頂にあるという地理的な移動を意味するのではありません。エルサレムの山を意味するシオンは、イスラエルの民にとって極めて重要な場所でした。そこには神殿があります。「都に上る」とは、生ける神の臨在がある場所へと、信仰の確信をもって近づくことを意味しています。
都に上った詩人が見た風景は、彼が想像したことと違っていたようです。そのため、「主の僕らよ」、「主の家にとどまる人々よ」と呼び出し、こぞって主をたたえよ」、「聖所に向かって手を上げ、主をたたえよ」と訴えているものと思われます。これは、目の前におられる神を見つめ、その恵みを共に分かち合い、心の底から賛美をささげたいという詩人の切なる願いの表れと言えるでしょう。
昼も夜もいかなるときも私たちと共にいて祝福してくださる神を、心からほめたたえましょう。
【祈り】
主よ、いかなるときも臨在される神を見つめ、心から神をたたえることができますように。




