
川杉安美(草加松原教会牧師)
メッセージ:絶望しないで立ち返る
いかがお過ごしでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
イエス様を裏切り、敵に売り渡したのは、イエス様の弟子の一人、イスカリオテのユダでした。
イエス様は、ユダが裏切るかもしれないということを察していました。しかし、ユダを諭すようなことはしません。他の弟子たちが、「誰が裏切るのか」とイエス様に尋ねても、イエス様は名指しすることなく、暗示的に示すだけです。最後までその姿勢をつらぬきました。他の弟子たちも、最後までユダが裏切ることは分かりませんでした(マタイ26:21-25参照)。
どうしてイエス様は、はっきり言わなかったのでしょうか。それは、最後までユダ自身が悔い改めて、イエス様に立ち返ることを願っていたからです。そのチャンスを与え続けていました。しかし、それでもイスカリオテのユダは、最後まで拒み、ついに裏切ってしまったのです。もはや言い逃れはできません。
実際イエス様が捕らえられ、有罪の判決を受けると、そこでユダは、初めて後悔しました。取り返しのつかないことをしたと思ったのでしょうか、ユダは、自ら命を絶ってしまいます(マタイ27:3-5参照)。
しかし、ユダの最大の罪は、イエス様を裏切ったことではない。裏切ったとしても、悔い改めてイエス様に立ち返れば赦される、そのことを信じて立ち返らなかった、絶望してしまったことだ、と言われることもあります。
逆に言うならば、どのような人でも、どんな罪であっても、悔い改めて主に立ち返るなら、赦しは開かれているのです。
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