4月8日(水) 1ペトロ3章
悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。かえって祝福を祈りなさい。祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ペトロの手紙一 3章9節
ペトロの手紙一は、とても実践的な手紙です。異教の地に散らされて迫害の中を歩む信仰者に対して、具体的な生活の知恵を教えています。それは、神のしもべとして生きること、仕える者として生きることです。
具体的には、「主のために、すべて人間の立てた制度に従いなさい」、「すべての人を敬い、兄弟を愛し、神を畏れ、皇帝を敬いなさい」と言います(2章13、17節)。召し使いたち、奴隷として生きる人たちには、「心からおそれ敬って主人に従いなさい。善良で寛大な主人にだけでなく、無慈悲な主人にもそうしなさい」と教えます(2章18節)。妻たちには「自分の夫に従いなさい」と勧めます(3章1節)。これらは、ただ人間的な服従を求めるものではありません。私たちは神のものとされて、自由にされています。その自由を、神のしもべとして仕えるために用います。人のしもべとしてではなく、神のしもべとして仕えて生きるのです。
そのとき大切なことが、悪に支配されないこと、憎しみに縛られないことです。使徒パウロも「悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい」と勧めました(ロマ12章21節)。私たちは、祝福を受け継ぐために信仰者とされました。悪で報いることなく祝福を祈ること、そこに信仰者としての務めがあります。
【祈り】
主よ、苦しみの中でも祝福を求めて祈る者であらせてください。









