リジョイス聖書日課

イザヤ62章 信教の自由を守るための見張りの務め

放送日
2026年2月11日(水)
お話し
弓矢健児(西神教会牧師)

2月11日(水) イザヤ62章

エルサレムよ、あなたの城壁の上に、わたしは見張りを置く。昼も夜も決して黙してはならない。…決して沈黙してはならない。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』イザヤ書 62章6節

 二月11日は、国の法律では「建国記念の日」です。しかし、私たちキリスト者にとっては「信教の自由を守る日」です。なぜなら、「建国記念の日」は、戦前、日本書紀などの天皇神話に基づいて定められた「紀元節」(初代天皇が即位して国が始まったとされる日)の復活だからです。

 戦前、天皇を「現人神」とする国家神道が、国民全体に、また日本軍が占領したアジア諸国に強制されたとき、日本の多くの教会は、それに抵抗することができず、天皇崇拝や神社参拝に迎合しました。また、自由を奪われ、虐げられている人びとを見ながらも沈黙し、勇気を持って声を上げることができませんでした。

 戦後、日本の多くの教会は、その罪を神の御前に告白しました。そうであるからこそ、敗戦によって一度は廃止された二月11日の「紀元節」が、1966年に再び「建国記念の日」と名前を変えて復活した時、教派を超えて教会はそれに抗議し、反対したのです。そのとき以来、日本の多くの教会では、二月11日を「信教の自由を守る日」として覚え、各地で二・11集会を開催してきました。

 私たちは、決して沈黙してはなりません。信教の自由を守るために声を上げることは、主イエスから託された大切な見張りの務めなのです。

 【祈り】

 主よ、どんなときも黙することなく、勇気を持って語ることができますよう、力を与えてください。

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