リジョイス聖書日課

サムエル下12章 ナタンの叱責「その男はあなただ」

放送日
2026年1月27日(火)
お話し
韓相眞(山本伝道所宣教教師)

1月27日(火) サムエル下12章

ナタンはダビデに向かって言った。「その男はあなただ。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』サムエル記下 12章7節

 預言者ナタンは、姦淫と殺人の罪を犯したダビデを、一つのたとえ話によって戒めます。ある町に、多くの羊と牛を持つ裕福な男と、たった一匹の小羊しか持ってない男がいました。ある日、裕福な男のところにお客がやってくると、その男は自分の羊を惜しみ、貧しい男の小羊を奪って、お客をもてなしました。

 この話を聞いたダビデは怒りに燃えて、「主は生きておられる。そんなことをした男は死罪だ」と言います。自分の罪を隠しているとき、人は他人の罪がより重大に見えるものなのです。するとナタンは言います。「その男はあなただ」。この言葉にダビデは大きな衝撃を受けます。「死刑に値する」と断罪したその男は、実は自分自身だったからです。死ぬべき男の場所に自分が立っていたのです。

 総督ピラトは、「十字架につけろ」と叫ぶ群衆の前に罪のない主イエスを引き出して言いました。「見よ、この男だ」(ヨハ19章5節)。これは、ナタンの言葉と同じく、主イエスではなく、あなたたちこそ死罪に値するという意味だったのかもしれません。けれども、その場所にイエス・キリストが代わりに立たれました。十字架とは、本来、わたし自身が死ななければならない場所です。その十字架に、主イエスがわたしの代わりにかかってくださったのです。

 【祈り】

 わたしの代わりに十字架にかけられた主イエスを賛美します。

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