
山下 正雄(ラジオ牧師)
メッセージ:待つ時間にも意味がある~待つ時間は心を整え、希望を見つめ直す時間~
おはようございます。心の元気を応援する山下正雄です。
12月に入ると、町は一気にクリスマスの雰囲気になります。イルミネーションが輝き、どこか心が浮き立ちます。しかし、教会では、この季節を「アドベント(待降節)」と呼んで、「待つ」時期として過ごします。
待つことは、今の時代では苦手なことかもしれません。欲しいものはすぐ手に入る時代ですから、「待つ」ことに意味を感じにくいかもしれません。けれども、聖書は、「主に望みをおく人は新たな力を得る」と語ります。
待つことは、何もできない時間ではありません。心を整え、希望を見つめ直す時間です。たとえば、冬の木々は一見、何も起こっていないように見えます。しかし、根の下では、春に向けての準備が始まっています。私たちの心も同じです。待つ時間の中で、見えないところで、何かが育っています。
アドベントの季節、神が約束された救い主を待ち望む心を、もう一度思い出してみませんか。焦らずに、希望を胸に、静かに待つ。その中で、新しい力がきっと与えられるでしょう。
きょうの聖書の言葉「主に望みをおく人は新たな力を得 鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。」イザヤ書40章31節
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