新井主一(高島平キリスト教会牧師)
メッセージ:信仰について~信仰は神様が与えて、完成してくださる~
おはようございます。高島平キリスト教会牧師の新井主一です。
今週は、キリスト教信仰について共に考えたいと願っています。
リスナーさんの中には、まだキリスト教信仰を持たない方、あるいは、他の宗教を信じておられる方もいらっしゃるでしょう。そういう方に、主イエス・キリストを信じていただきたい、救われて永遠の命を受け継いでいただきたい、というのが、先にキリスト教信仰を与えられています、私の切実な願いです。
ご家族や友人がキリスト教信仰を持たれていない、というケースもあるのでしょう。しかし、私の役割は、信じさせることではありませんし、私には、それはできません。私たちに信仰を与えてくださるのは、神様だけだからです。私たちキリスト者の役割は、私たちが信じること、しかも、徹底的に信じることなのです。信仰が与えられる喜びは、必ず、大切な人に伝わります。
しかし、クリスチャンだからといって、信仰がぐらつかない、なんてことはありません。むしろ、信仰というのは、常に不信仰との戦いなのです。もし、信仰が、私たちの意思や決意のようなものに根拠があるのでしたら、すぐに色褪せて消えていくのではないでしょうか。それは、夏に始めたダイエットが、悲しいかな、食欲の秋に吸収されてしまう、そういう状況です。
しかし、信仰は、揺らぐことがあっても、消えてしまうことはないのです。信仰は、神様が与えてくださるものであり、そうである以上、神様が最後まで守ってくださる、完成してくださる、からです。私たちは、その神様に信頼すればいいのです。
聖書は言います。「あなたの道を主にまかせよ。信頼せよ」(詩編37:5)と。