中山仰(花見川キリスト教会牧師)
メッセージ:死後のことについて
おはようございます。花見川キリスト教会牧師の中山仰です。
今日は、「死後のこと」について触れたいと思います。
私たち日本人は、死について忌み嫌うので、なかなか話題にしません。ただし、人間必ず一度は死ななければならないことは、はっきりしています。教会では、死について逃げないで、「凱旋の備え」として、時々研修会や修養会をもって、話すことがあります。
死から生き返った人はいないので、死後のことについては、全く分かりません。ただ、昔からの習慣によって漠然と、極楽へ行ける、と思っているのではないでしょうか。死は仕方がないことだと受け止めて、先祖伝来の習慣で、葬儀を済ませているような気がしてなりません。
本当にそれでよいのでしょうか。一番大切な命について、また、その死と死後のことについて、私たちはあまりにも無関心に近いと思います。牧師である私は、信仰者だから、当然、聖書の教えを信じています。しかし、私も日本人の一人として、皆と同じ環境の中で育ってきました。
そんな私は、聖書を読んでいるうちに、イエス・キリストと言われる人が、この死から甦られたことを知りました。このことについては、信じる以外に説明がつきません。ただ一度、真剣に、死後についてどうなるのかを考えていただきたいのです。本当に極楽に行けるのか、聖書がはっきり説明している神の国に永遠に連なるのか。
一度しかない大切な人生です。どうか死について、真剣に向き合って、真剣に考えてください。そして、聖書の説明に耳を傾けてください。偏見や噂や風潮から離れて、生きるということ、命について、じっくりと見極めてくださることを心からお勧めします。