石原知弘(東京恩寵教会牧師)
メッセージ:クリスチャンらしい生き方
おはようございます。東京恩寵教会牧師の石原知弘です。
キリスト教を信じたいと思っても、「自分にクリスチャンらしい生き方ができるかな」と不安に思う人もいるかもしれません。心の中の信仰は他の人には見えませんが、生き方はみんなに見られます。「クリスチャンらしくならないと」と気負いすぎてしまったり、逆に、そこはもうあきらめて、「心の中だけで信じていこう」となったりするかもしれません。
しかし、私たちが思う「クリスチャンらしい生き方」というのは、自分の中で作り上げたイメージであることも多いものです。大切なのは、神さまがどのような生き方を求めておられるか、ということです。
旧約聖書の中に、「十戒」という教えが出てきます。神さまからの十の戒めで、特に、前半では「神さまを愛すること」、後半では「人を愛すること」が教えられています。イエスさまも、この二つの愛を最も大事なことと言われました。クリスチャンらしい生き方とは、神さまを愛し、人を愛することです。
愛と聞いて、「それこそ自分なんかにできるかな」とやはり不安に思ってしまうかもしれませんが、そもそも十戒が与えられたのは、神さまが私たちを愛してくださっているからです。ですから、最もクリスチャンらしい生き方とは、神さまの愛を感じながら生きるということです。そこから、私たちも、神さまを愛し、人を愛せるようになるはずです。
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