あさのことば

信仰の無い者が神さまを信じる

放送日
2018年8月23日(木)
お話し
櫻井良一(東川口教会牧師)

櫻井良一(東川口教会牧師)

メッセージ: 信仰の無い者が神さまを信じる

 ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。

 あるときイエスの元に悪霊に取りつかれた息子を抱えて苦しむ一人の父親がやってきました。彼はいままで、息子を助けるためにいろいろな人に助けを求めて来ましたが、けれども今まで誰も好ましい効果を上げることはできませんでした。そこで彼は最後の頼みとばかりに当時、国中で評判になっていたイエスに助けを求めにやって来たのです。
 しかし、今まで息子のことで何度も期待を裏切られ続けて来た父親は、イエスが息子のことを必ず癒してくださると言う確信を持つことができませんでした。だからイエスはそのことをすぐに見抜かれ、父親に真剣に信じることを求められたのです。するとこの父親はイエスに向かって「信じます。信仰のない私を助けてください。」と叫びました。

 信仰の無い者がなぜ信じることができるのでしょうか。この父親の言葉は矛盾に満ちています。しかし、この言葉は人間の真実の姿を語っています。なぜなら、私たち人間は誰も自分の力では神さまを信じることができないからです。

 だから信仰は神さまから私たちに人間に与えられる贈り物であって、私たちのものではないのです。私たちが神さまを信じることができるのは神さまの力によるものなのです。そして私たちの信仰生活はこの神さまの力によって守られるものと言えるのです。

 聖書の言葉
 「その子の父親はすぐに叫んだ。『信じます。信仰のないわたしをお助けください。』」
 マルコによる福音書9章24節です。

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