3月11日(水) ヨブ6章
全能者の矢に射抜かれ
わたしの霊はその毒を吸う。
神はわたしに対して脅迫の陣を敷かれた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨブ記 6章4節
神がわたしを痛めつけておられる。これがヨブの偽らざる気持ちです。ヨブは今、神の懲らしめを受け止めようとしています。しかし、彼には耐える力がありません。その身は傷つき破れ、死を待つほどになっているからです。このような時に、どのようにして希望を見いだせるでしょうか。ここまで来ると、あまり多くを望むことはできません。神がわたしの敵となられたように思われるからです。
ヨブは息も絶え絶えに、神に向かいます。彼が願うのは、せめて神が自分の目を閉じてくださることです。残されている望みはわずかです。それでも苦悩の内に、神に裁かれて生涯を閉じるかのようには考えていません。ヨブが神に願っているのは、神の罰による死ではないからです。休息に入るための恵みの死です。
ヨブも人間ですから、誤りはあります。それでも自分の義しさのために神が掛け合ってくださると信じるのです。友が自分を責めるとしても、自分に罪があるとしても、神だけはその罪を赦してくださると信じます。
私たちは罪ある者ではありませんか。それでも神は私たちを憐れみ、目を留められます。神がわたしに苦難を与えられるのは、わたしのことを忘れておられない証拠です。罪あることを認めて、御前に出ます。神はこのわたしを御心に留めておられます。
【祈り】
神よ、御前に罪を告白します。お赦しください。御名により、アーメン









