11月5日(木) エズラ10章
エズラは神殿の前で祈り、涙ながらに罪を告白し、…男、女、子供から成る非常に大きな会衆ができた。この人々も激しく泣いていた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』エズラ記 10章1節
イスラエルの人びとは捕らわれの地バビロンから帰国し、エルサレム神殿の再建、そして、故郷に戻ることができた感謝と新たな献身をもって神礼拝を再開しました。ところが、しばらくするとイスラエルの人びとの心がまたもや神から離れてしまいます。異教の神々を信じる者たちと結婚し、その生活習慣から離れられなくなってしまったのです。
エズラはぼう然として肩を落とします。そして涙ながらに神殿で祈りをささげました。彼の祈りには、自分たちの犯している罪の告白、それも、神の憐れみをたくさん受けているにもかかわらず、さらなる罪悪を重ねている事の重大さを正直に打ち明けていくものがありました。
イスラエルの人びとの度重なる罪の姿に目を覆いたくなります。しかし、涙ながらに祈るエズラの周りには、同じ悔い改めの気持ちをもったたくさんの人びとが集まり、男も女も子どももみな神に立ち帰る決意を表明したのです。この悔い改めから希望を見出す者が現れ、具体的な悔い改めの行動を取り始めていきました。
一人の悔い改める者がいて祈るなら、同じ信仰を持つ兄弟姉妹が与えられ、共に神との交わりを回復していく道が開かれていきます。そこにも主の憐れみが確かにあるのです。
【祈り】
天の父なる神よ、私たちが罪に気づいたら、素直に悔い改めの祈りをささげられるようにしてください。


