11月3日(火) エズラ8章
そのためにわたしたちは断食してわたしたちの神に祈り、祈りは聞き入れられた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』エズラ記 8章23節
新しく何かを始めるときには、不安や戸惑いを感じます。エズラがバビロンからエルサレムに出発する際にも、後に必要となるレビ人の不在を懸念していました。そのため神殿に仕えるレビ人を確保できるように尽力します。
また、エズラがエルサレムに向かう時には、神殿に献げる金や銀、金杯や良質な青銅の器などの祭具を大量に携えていくことになっていました。これらの貴重な献げ物を所持しているなら強盗に襲われる危険があります。強盗だけではなく、一緒にエルサレムへと向かう人びと、そこにいる祭司やレビ人の心が誘惑され、献げ物を着服してしまう可能性も考えられます。エルサレムへ上るときに彼の心に大きな心配があったことでしょう。だからエズラは、あらゆる不安を感じる中で神に祈るのです。神に献げられたものが盗まれることなく、すべて正しく献げられるように。働き人が不正をすることなく忠実に仕えることができるように。するとどうでしょう。ただひたすらに慈しみ深い神の御手を信頼する祈りが聞き入れられたのです。
神は、ご自分を信頼する者たちが礼拝による交わりを心から願う祈りを必ず聞き入れ、私たちを祝福してくださるのです。
【祈り】
天の父なる神よ、私たちがあなたをほめたたえることができるように願う祈りを、聞き入れてください。


