キリストへの時間

希望を伝える道~人生の転換点と神の導き

放送日
2026年4月12日(日)
お話し
石川亮(芸陽教会牧師)

石川亮(芸陽教会牧師)

メッセージ:希望を伝える道~人生の転換点と神の導き

【高知放送】

【南海放送】

 おはようございます。高知県安芸市本町2丁目森澤病院裏手にある芸陽教会牧師、石川亮です。今週もまた、この放送をお聞きくださるあなたと共に、聖書の言葉の恵みにあずかることができることを嬉しく思います。

 人生において、「転換点」というものがあります。この時期に限って言うならば、進学や就職、実家を出て一人暮らしを始めたことなどがあげられるでしょうか。転職や起業、そして、結婚なども、人生の転換点としてあげることができます。また転換点は、2つ、あるいは幾つかの道が示された中からの選択とも言えます。

 私の人生においても、転換点がいくつかありました。その中で、一番大きな転換点といえば、やはり、牧師となる志が与えられ、その道を進むことを選んだことです。牧師を志す前、私は、夫婦で小さなカフェを経営していました。開店から2年が経った時、急激に売上が悪くなり、経営を続けていくことができるかどうかの不安に襲われました。

 不安な思いで心がいっぱいになりつつ、店を掃除していると、突然、頭の中に、十字架にかけられ、血を流されているイエス様の姿が浮かび上がってきました。それを見た私は、「自分には本当の希望が与えられている」ということに気付かされました。そして、私の心の中に、「誰かにこの希望を伝えたい」という思いが沸き上がってきました。

 ただ、自分の店を持つことは、私自身の夢でしたので、伝道の働きは、お店の経営が成功した後に、個人的な形で行えればよい、と考えていました。しかし、その後も、売上は回復の兆しを見せることなく、これからも経営を続けていくのか、それとも、お店を閉め、別な道へ進むのか、私は、どんな道を選べばよいのか、神様に祈り続けました。そこで示されたのは、イエス様の十字架の姿を見て起こされた、誰かに本当の希望を伝えるための働きをなす、牧師への道でした。

 牧師としての歩みをなすまで、12年間という長い時間がかかりましたが、今その道を歩んでいます。また、その道を歩んでいるから、「キリストへの時間」を聞く皆さんに、聖書に記されている本当の希望を伝えることができているのです。人生の転換点において、牧師への道を示し、ここまで導いてくださっている神様に心から感謝しています。

 人が神様を信じて生きるようになることは、人生の転換点における選択です。信仰は神様からのプレゼントですが、その信仰をもって、人は、神様と生きる人生を選択します。

 旧約聖書のヨシュア記では、モーセの死後、イスラエルの指導者として立てられたヨシュアに導かれて、イスラエルの民は、約束の地へと入ります。主なる神様が周囲のすべての敵を退け、約束の地において長い年月が経った時、ヨシュアは、イスラエルの民をシケムに集めます。

 神様から告げられた言葉をヨシュアが語った中に、「もし主に仕えたくないというならば、川の向こう側にいたあなたたちの先祖が仕えていた神々でも、あるいは今、あなたたちが住んでいる土地のアモリ人の神々でも、仕えたいと思うものを、今日、自分で選びなさい。ただし、わたしとわたしの家は主に仕えます。」(ヨシュア24:15)とあります。

 神様は、ヨシュアを通して、「全イスラエルを導き、力のある神に仕えるのか、周りの国で拝まれている、力のない神々に仕えるのか、どちらかを選びなさい。」と言われます。ヨシュアは、自分とその一族は神様に仕える、と宣言します。これは、神様を信じることは、誰かに左右されるのではなく、神様が示し、与えてくださったものをもってなすことを示しています。

 人の人生にとってもっとも必要なことは、イエス様を信じ、共に歩むことです。イエス様こそ、私たちが人生の転換点において選択を迫られる時、必要なことを示してくださるお方なのです。

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