3月24日(火) ヨブ10章
「わたしの人生など何ほどのこともないのです。
わたしから離れ去り、立ち直らせてください。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨブ記 10章20節
神との間に仲裁者がいれば、神に訴えたいことがあるのに…。そのようにつぶやいたヨブ(9章)の訴えの内容が、きょうの10章です。
手ずからヨブを造った神(3、9節)は、ヨブに「命と恵み」を約束し、ヨブを生かしてくださいました(12節)。しかし、今のヨブは「生きることをいとう」(1節)状態です。ヨブは、神が約束してくださった命と恵みを見失い、ゆえに苦悩しています。
ヨブには、神がなぜヨブを苦しめておられるのかの正当な理由が分かりません。友人たちは、ヨブが罪を犯したからだと指摘しますが、ヨブには心当たりがありません。だから、ヨブは訴えたいのです、「わたしに罪があると言わないでください。なぜわたしと争われるのかを教えてください。手ずから造られたこのわたしを虐げ退けて…それでいいのでしょうか」(2、3節)と。
神の御心を知りつつ十字架に苦しまれた主とは対照的に、御心を計りかねるヨブは、神が離れ去ってくださるよう願います。短い余生、神の御手によってこれ以上苦しめられたくないと願うのです(20~22節)。しかし、神はヨブを離れません。ヨブを苦しめるためではなく、どんなときにも神から離れず、永遠の命を求めるべきことを教えるために。
【祈り】
御心を知らずに主を拒んでしまう私たちを憐れみ、私たちから離れず、祝福してください。









