1月15日(木) サムエル下9章
「サウル家には、もうだれも残っていないのか。いるなら、その者に神に誓った忠実を尽くしたいが。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』サムエル記下 9章3節
ダビデはかつてヨナタンと契約を結んでいました。王となったダビデは、ヨナタンの家に残されたメフィボシェトを探し出して、その契約に基づく愛と憐れみを施そうとしました。3節の「忠実」は、契約に基づく神の愛や憐れみを意味するヘブライ語「ヘセド」が用いられています。
メフィボシェトは幼いころの事故で両足に障がいを負っていました。滅んだ王家の子孫ですから、新たな王家によって命を奪われる危険も考えられました。彼は草も育たない乾いた地に隠れ住み、恐れに怯えながら、希望のない日々を送っていました。希望がないという意味では、かつての私たちの霊的な状態もこれに似ていると言えるでしょう。しかし、ダビデはそのメフィボシェトを招いて彼の財産を回復させ、さらに王の食卓で共に食事をするようにしたのです。これはダビデ王家の家族、すなわち王子の身分と地位が与えられたことを意味します。
メフィボシェトが彼の父ヨナタンとダビデが結んだ契約によって救われたように、私たちは、十字架の恵みの契約によって救われ、神の子とされています。ダビデの姿をとおして、恵みの契約を最後まで守り、私たちを救いへと導いてくださる誠実な神の姿を見ることができるのです。
【祈り】
十字架の恵みの契約によって私たちを最後まで救いに導いてくださる誠実な神に感謝いたします。








