
辻 幸宏(大宮教会牧師)
メッセージ:私たちの願いを祈る
おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。大宮教会牧師の辻幸宏です。
誰でも、苦しいとき、助けて欲しいと願うものです。そして、神さまを信じていない人でも、祈りたいと思うのではないでしょうか。「苦しいときの神頼み」です。ただ、祈るからには、半信半疑ではなく、願いが叶えられることを信じて、祈っていただきたいと思います。
つまり、私たちは、神さまに祈りを行います。このとき、神さまは、今も生きて働いておられ、私たちのすべてを知っておられることを信じて、祈っていただきたいと思います。神さまが、私たちのすべてを知っておられるからこそ、私たちにとって、一番良い答えをお示しくださいます。
私たちが祈り求めるとき、神さまは、すべてを聴いていてくださるお方です。しかし、私たちの祈りを、すべてそのとおりに応えてくださるお方ではありません。ときには、自分が思っていたこととは違ったかたちで、祈りが効かれることがあります。ときには、もうしばらく忍耐し、その後に解決が与えられることがあります。
あるときは、「否」というかたちで、祈りが聴かれることがあります。このとき私たちは、「神さまは祈りを聴いてくださらなかった」と思ってしまいます。しかし、しばらく時間が経って、そのときのことをふり返ると、それで良かったのだ、と思うことがあります。
神さまは、私たちの祈りをすべて聴き届けてくださいます。信じて、祈っていただきたいと思います。
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