櫻井良一(東川口教会牧師)
メッセージ:信仰告白や信仰問答書の助けを借りて
ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
私がはじめて出席した近所の教会では、「青年会」といって、若いメンバーが集まって聖書を勉強する時間がありました。この会では、出席者たちが一緒に聖書を読み、その聖書の箇所について語り合ったりするのです。
ところが時々困ってしまうのは、それぞれの参加者の持っている聖書の解釈が違っていて、どれが正しいのか分からないままで終わってしまうことです。こんな問題に悩んでいたとき、私は、キリスト教会には、「信仰告白」や「信仰問答書」という、長い教会の歴史の中で受け継がれて来た、聖書の読み方を教える文書があることを知りました。
聖書を読むことは、私たちが神様を信じる信仰生活にとって、一番大切なことです。しかし、どんなにたくさん聖書の言葉を読んでも、その聖書の内容を理解できなかったり、誤解してしまっては元も子もありません。信仰告白や信仰問答書は、私たちが聖書を正しく読んで、私たちの救いや、キリストに関する正しい知識を身に着ける助けを与えてくれるのです。
私はこのことを知った後、この信仰告白や信仰問答書を大切にする改革派教会の教会員になりました。あなたも是非、信仰告白や信仰問答書を手掛かりにしながら、聖書を学んでみませんか。
聖書の言葉「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。」コリントの信徒への手紙一15章3節です。
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