リジョイス聖書日課

ヨシュア4章 主を知り常に敬うための記念

放送日
2025年3月27日(木)
お話し
川杉 安美

3月27日(木) ヨシュア4章

「それは、地上のすべての民が主の御手の力強いことを知るためであり、また、あなたたちが常に、あなたたちの神、主を敬うためである。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨシュア記4章24節

神が奇跡的にヨルダン川の流れをせき止められたので、イスラエルの民は無事にそこを渡り終えることができました。その記念として、川から拾った十二個の石が、野営地ギルガルに据えられます。後日、子どもたちがこれらの石は何を意味するのですかと尋ねるときに、その出来事が教えられます。それは、イスラエルの民が常に主を敬うためであり、他のすべての民も主の御手の力強いことを知るためです。

 イスラエルの民は、出エジプトの出来事や葦の海を渡った奇跡、今回のヨルダン川の奇跡など、神の業を記念し、記憶し、子孫に語り伝えていきました。実際に経験していない後の世代も、神の民としての共通の歴史、共通の経験として、それらを受け止めていきました。そうして、主の臨在を覚え、敬い、礼拝したのです。

 今日では、聖書を通して、さらに豊かに神の業が伝えられています。それは単なる過去の記録ではありません。それを通して、主を知り、その臨在を覚え、敬い、礼拝していくのです。

 特に新約の時代に生きる私たちは、主イエス・キリストの御業が伝えられています。その出来事を通して、主の臨在を覚え、敬い、礼拝します。歴史の中で、具体的に御業をなされた神は、今も働き続けておられます。

 【祈り】

 ヨルダン川の流れをせき止められた神よ、主イエスを遣わされた神よ、御名を賛美します。

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