3月11日(火) 申命記31章
「強く、また雄々しくあれ。恐れてはならない。彼らのゆえにうろたえてはならない。あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 申命記31章6節
きょうの聖句は、約束の地へと向かうイスラエルの民を励ます言葉です。ここでは、神が与えた使命を果たすために必要な力強さと勇気が求められています。そのためには、人生のあらゆる局面において神の主権が働いていることを理解することが大切です。私たちは時に目の前の課題に圧倒されることがありますが、神は決して私たちを見捨てず、主権をもって関わってくださいます。
新たな挑戦や変化の中で、不安を抱くことは自然なことです。しかし、神は「強く、また雄々しくあれ」と私たちに命じておられます。どのような状況にあっても神の導きを信じて前進することが大切です。それを可能にするのは、約束を誠実に果たしてくださる神への信頼です。
「あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる」という約束は、どのような状況でも神の助けを信じる信仰を支えてくれます。神の愛と恵みを思い起こすと、私たちは勇気を持って一歩を踏み出すことができます。
信仰生活では、常に神の約束を信じることが求められます。神が共にいてくださることを忘れず、強く、雄々しくありたいと願います。困難なときこそ神の御言葉に立ち帰り、共にいてくださる神に助けられながら信仰の歩みを続けていきましょう。
【祈り】
主よ、あなたが共にいてくださることに感謝します。強く雄々しく歩むことができますように。