長田詠喜(新所沢教会牧師)
メッセージ: 自由とは何か
おはようございます。ご機嫌いかがでしょうか。新所沢教会の牧師、長田です。
今週は、教会のこと、信仰のことについて、お話しさせていただきます。
このところ、「宗教二世」という言葉がずいぶんニュースで取り上げられております。かくいう私も、祖父母の代からクリスチャンですから、宗教二世どころか、宗教三世です。親から子へ信仰を伝えること自体は、決して悪いことではありません。問題なのは、子どもの思いを考えず、時に信仰を強制して、子どもたちの心の自由を奪うことです。
では教会は、この心の自由について、どんなふうに考えているのでしょうか。また改めて、私たちが自由であるということは、どういうことでしょうか。それは、誰の言うことも聞かず、自分の好きなようにふるまうことではありません。むしろ、自分勝手にではなく、ふさわしい道をふさわしく歩いてこそ、私たちは本当に自由に歩いていると言えるのです。
親は、子どもにふさわしい道を選んでほしいと願います。私たち自身も、自分がふさわしい道を歩くことができるように願っています。そして、聖書の中にこそ、そのふさわしい道を神様が示してくださっているのです。だから私たちは、自ら聖書の示す道を選ぶのです。
聖書をお読みします。「イエスは再び言われた。『わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。』」(ヨハネ8:12)