玉井宣行(所沢ニューライフ教会牧師)
メッセージ: いじめや虐待という罪
ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
わたしたちは、相手が自分よりも力が下だと思うと、相手の上に自分を置きます。しかも、すべての人がこのような思いを持っていることに気づきます。この思いが大きくなると、相手を仲間外れにしたり、いじめたりという暴力へと発展します。相手が自分の子供であったとしても、虐待という恐ろしい暴力へと発展し、痛ましい事件が起こります。
聖書にはカインとアベルという兄弟の物語が記されています(創世記4章)。カインは地の産物を神にささげ、アベルは最初に生まれた羊をささげました。神は、カインのささげ物ではなく、アベルのささげ物に目を留められました。カインは激しく怒りました。彼の心を支配した怒りの思いは、アベルに対するねたみへと発展し、アベルを殺してしまったのです。
相手を見下す思い、相手をねたむ思いはだれの心にもあります。聖書は、このような醜い恐ろしい思いを罪と呼んでいます。どうすれば、罪から自由になれるのでしょうか。
聖書は、十字架につけられて、わたしたちの身代わりとなって罪を償ってくださったキリストがおられることを語っています。罪の思いをコントロールできないとき、キリストという神に祈ってください。「主よ、わたしの罪を赦してください」と。そのときキリストは、あなたの心に静かな平和を取り戻してくださるのです。