リジョイス聖書日課

マタイ22章34-46節 神が望まれたこと

聖書日課
2020年11月1日(日)

マタイ22章34-46節 神が望まれたこと

  

「律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」(マタイ22:40)

 ここでは、律法の専門家によって、「何が最も重要な掟なのか」という問いがなされています。主イエスは、これに「神と人とへの愛」と答えられました。

 さらに、一切の律法と預言者は、この二つの愛に基づいている、とも言われています。この「基づいて」と訳された言葉は、「ぶら下げられている」という意味もあるようです。

 律法の言葉が先にあるのではなく、むしろ、神と人との間の愛、という関係が先にあって、そこにぶら下げられて、生きるべき掟があるのです。

 それゆえ、私たちが神との愛の関係の中で聖書を読みます時に、それはそのまま、生活の中で、互いをいたわり、互いに与えあい、支えあう愛の実践を生みます。

 ある本で読んだのですが、1人のカトリックのシスターからは日ごとの奉仕の中にも幸福感があふれていたそうです。著者は、彼女の喜びの源は、キリストから無償で与えられた愛であると結んでおられました。

 キリストは、私たちのために十字架にかかって死んでくださいました。このキリストの無償の愛にぶら下げられて、私たちも愛に生きます。

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