リジョイス聖書日課

使徒28章 全く自由に何の妨げもなく

聖書日課
2019年8月8日(木)

使徒28章 全く自由に何の妨げもなく

  

パウロは、自費で借りた家に丸2年間住んで、訪問する者はだれかれとなく歓迎し、全く自由に何の妨げもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストについて教え続けた。(使徒28:30-31)

 パウロたち一行は、冬の間、マルタ島に3ヶ月滞在した後、2週間ほどでローマにたどりつきます。

 パウロは、ローマの宿舎で、自分の無実を証しし、皇帝に上訴せざるを得なくなった経緯をユダヤ人たちに伝えます。そして、朝から晩まで、「神の国について力強く証しし、モーセの律法や預言者の書を引用して、イエスについて説得しよう」としました(23節)。このとき、ある者はパウロの言うことを受け入れ、他の者は信じようとはしませんでした(24節)。パウロは、互いに意見が一致しないまま立ち去ろうとする者たちに、預言者イザヤの御言葉をもって、その心のかたくなな様を嘆きつつ、「神の救いは異邦人に向けられました。」と告げます(28節)。

 使徒言行録はその後、パウロが、自費で借りた家で丸2年の間、「全く自由に何の妨げもなく」伝道したことをもって閉じられています。パウロの身は捕らえられていましたが、神の言葉はつながれることなく、御国は進展していきました(2テモ2章9節)。主の御力に守られて、きょうも、怯え臆することなく、主の福音を伝えましょう。

新着番組

  1. 詩編89編 主の愛と真実を固く信じて嘆き訴える

  2. 土用の丑の日と魂の栄養

  3. エゼキエル8章 罪の悲惨さに対する神の怒り

  4. 剣を鞘に納めなさい~「アウシュヴィッツ生還者からあなたへ」より~

  5. ヤムおんちゃんの言葉「人間、得手不得手があって当たり前」