東北あさのことば

イエスに愛された弟子-ヨハネ

放送日
2019年3月16日(土)
お話し
坂本紀夫(北中山教会牧師)

坂本紀夫(北中山教会牧師)

メッセージ: イエスに愛された弟子-ヨハネ

 いかがお過ごしですか。北中山教会の坂本です。

 イエス様の弟子のヨハネは漁師でした。「雷の子」というあだ名をつけられるほどですから、短気で荒々しい性質を持っていたのでしょう。彼は後に、自分のことを「イエスの愛しておられた弟子」(ヨハネ21:20)と言っていますが、これは、自分のような欠点だらけの者が愛されたのだ!という心からの感謝の言葉なのでしょう。

 さてヨハネは、ヨハネによる福音書、ヨハネの手紙、そして新約聖書の一番最後の黙示録の著者ですが、特に手紙の中には「愛」という文字が溢れています。「雷の子」とあだ名された彼からは、ちょっと想像がつきません。

 しかし、ヨハネ自身の中に愛があったのではありません。ヨハネを真実に愛して下さった神の愛を受けて初めて彼は、愛というものが分かったのです。ヨハネ自身が体験し、記録した神の愛は、私たちにも惜しみなく注がれているのです。

 聖書の言葉
 「わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに、愛があります。」ヨハネの手紙一 4章10節

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)

新着番組

  1. 詩編89編 主の愛と真実を固く信じて嘆き訴える

  2. 土用の丑の日と魂の栄養

  3. エゼキエル8章 罪の悲惨さに対する神の怒り

  4. 剣を鞘に納めなさい~「アウシュヴィッツ生還者からあなたへ」より~

  5. ヤムおんちゃんの言葉「人間、得手不得手があって当たり前」