リジョイス聖書日課

列王上20章 わたしこそ主である

聖書日課
2014年4月24日(木)

列王上20章 わたしこそ主である

見よ、一人の預言者がイスラエルの王アハブに近づいてこう言った。「主はこう言われる。『この大軍のすべてをよく見たか。わたしは今日これをあなたの手に渡す。こうしてあなたは、わたしこそ主であることを知る。』」(列王上20:13)

 アハブ王の時代に、アラムの王ベン・ハダドが、三十二人もの王侯の連合軍を率いて攻め上ってきました。あまりの軍勢の前に、もはや勝ち目はありませんでした。

 しかし、神は、一人の預言者を遣わし、この戦いを勝利に導かれるというのです。それは、この勝利を通してアハブ王と人びとが「わたしこそ主であることを知る」ようになるためでした(13節、28節)。そして、この言葉どおりに、イスラエルは絶体絶命の危機を乗り越えて、大勝利をおさめました。

 しかし、問題はここからでした。アハブは、主の助けによって勝利することができたにもかかわらず、そのことを自分の手柄としてしまいました。神に感謝をささげることもせずに、これまで犯した罪を悔い改めることもしませんでした。

 事態がうまく行くとき、人の心は必ずしも神に向くわけではありません。アハブのように、神の憐れみを忘れ、心が鈍くなることがあります。ですから、すべてがうまく行っているときこそ、主の前にへりくだって、感謝しつつ歩んでいきましょう。

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