櫻井良一（東川口教会牧師）
メッセージ： 悪魔の力に勝利するための武器
ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
聖書に描かれている悪魔は非常に巧妙で現実的な働きをする存在です。悪魔はわたしたちと神様との関係を破壊するためにいつも働いています。
旧約聖書では、悪魔は神様に造られた最初の人間アダムとエバを誘惑するために蛇の姿をとって現われたことが記されています。このとき、神様は人間に「薗の中央にある善悪の知識の木の実だけを食べるな」と命じていたのです。ところが、悪魔は「本当に神様はそんなことを言ったのか」と人間に語りかけ、彼らが神様の言葉を疑うように差し向けたのです。このとき、エバは神様から聞いた言葉を自分なりに解釈して、勝手に変えてしまいました。そして、まんまと悪魔の策略にひっかかって、罪を犯してしまったのです。
実は、聖書はわたしたちが悪魔の働きに勝つために大切な武器が何であるかを教えています。それは、神様のみ言葉です。そしてわたしたちに、神様のみ言葉をそのままに受け入れ、その言葉に従って生きるようにと勧めているのです。
なぜなら、神様のみ言葉に従って生きる人には悪魔は誘惑の手を伸ばすことができないからです。このように神様のみ言葉は、わたしたちをすべての悪の力から守る大切な役割を果たしているのです。
聖書の言葉
「なおその上に、信仰を盾として取りなさい。それによって、悪い者の放つ火の矢をことごとく消すことができるのです。また、救いを兜としてかぶり、霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい。」エフェソの信徒への手紙6章16節から17節です。
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