リジョイス聖書日課

列王上11章 ダビデとの約束のゆえに

聖書日課
2011年2月23日(水)

列王上11章 ダビデとの約束のゆえに

「ただし、王国全部を裂いて取り上げることはしない。わが僕ダビデのゆえに、わたしが選んだ都エルサレムのゆえに、あなたの息子に一つの部族を与える。」(列王上11:13)

 ソロモンによって繁栄と祝福の絶頂にあるイスラエルは、当時の近隣諸国から驚きと賞賛の目をもって見られていました。しかし、晩年になって、ソロモンの心は主から離れていきます。なぜなら、彼が愛した、多くの異邦人の妻たちが彼の心を迷わせ、彼女たちが信じ、礼拝している他の神がみに心を向かわせたからです。

 主は、イスラエルがカナンに入国する前から、そのことを警告していました。ソロモンに対する神の恵みがイスラエル全体に及んだのと同様に、ソロモンに対する神の怒りも彼の上にだけでなく、イスラエル全体に及び、王国の分裂へとつながっていきます。

 主は、ヤロブアムに十の部族をお与えになりますが、父ダビデとの約束のゆえに、一部族だけはソロモンの息子に残されます。ダビデも数かずの罪を犯しましたが、心は主から離れることがなく、主の僕としての生涯を全うしました。だから主は、父ダビデとの約束のゆえに、ソロモンを裁きつつも、なお、憐れんでくださるのです。

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