あさのことば

いちばん偉い者は

放送日
2010年6月23日(水)
お話し
今井 献(東京教会牧師)

今井 献(東京教会牧師)

メッセージ: いちばん偉い者は

 いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井 献です。
 マタイ福音書18章1節には、「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」という弟子たちからイエス様への質問が記されています。
 天の国とは、この世を去った後に入れていただく天国のことではありません。イエス様による救いの恵みが支配するところ、わかりやすくいえば教会のことです。弟子たちの質問は、今日に適用すれば「教会ではだれがいちばん偉いのですか」ということです。

 イエス様の答はこうでした。「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ」。子供のようにとは、自分を無価値で役に立たない者であるかのように身を低くして、神と人とに仕える者になるということです。
 その模範は、イエス様御自身です。イエス様は、神の永遠のみ子です。しかし、その栄光を捨て、ご自身を神と人にささげ、十字架のうえで罪の裁きとしての苦しみをお受けになりました。この自己犠牲と私たちを救おうと願う愛により、イエス様はすべてにまさる者として、父なる神様によって引き上げられ、天の王座についておられます。

 教会とは、だれがいちばん偉いのかという質問そのものが成り立たないところです。教会は互いに仕え合うことによって、キリストの自己犠牲と隣人愛を実現していくところです。ここに、教会にしかない魅力があります。

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