リジョイス聖書日課

1テサロニケ2章 神の言葉は、親しみのある、愛の言葉

聖書日課
2010年6月19日(土)

1テサロニケ2章 神の言葉は、親しみのある、愛の言葉

このようなわけで、わたしたちは絶えず神に感謝しています。なぜなら、わたしたちから神の言葉を聞いたとき、あなたがたは、それを人の言葉としてではなく、神の言葉として受け入れたからです。事実、それは神の言葉であり、また、信じているあなたがたの中に現に働いているものです。(1テサロニケ2:13)

 テサロニケ教会の信徒たちは、パウロたちが伝えた神の福音を受け入れました。パウロ個人の言葉としてではなく、自分たちを生かす神の言葉として受け入れたのです。テサロニケの教会員が、神の言葉の力を受け止めたことを、パウロたちは「絶えず神に感謝しています」(13節)。

 パウロたちは、神の福音を伝える際、「ちょうど母親がその子供を大事に育てるように」(7節)、「父親がその子供に対するように」(11節)、一人一人に、呼びかけました。情報提供のような伝え方ではなく、母と父の愛情で信徒たちを愛し、神の福音を語りました。神の言葉の確かさが、母や父の口調に宿る親しみをもって、届けられました。

 さらに、「神の福音を伝えるばかりでなく、自分の命さえ喜んで与えたいと願ったほどです」(8節)とあります。福音宣教は、自分の命さえも喜んで与えることができるほどの「愛する者」(同)への語りかけです。愛の情熱が、宣教の力となってあふれ出ています。私たちの教会は、このような愛から語られる神の言葉によって、建て上げられるのです。

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